アトピーとぼくと家族

中学生になってアトピーになったぼくの記録

豊富温泉へ行くぼく。

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北海道の豊富温泉へ1ヶ月行くことになった。

アトピーについて調べていてママが見つけた豊富温泉。アトピーの聖地とか最後の砦と言われているらしい。全国からたくさんの人が集まる温泉。

 

ママは思いたったら直ぐ行動する人。上手くいかなかったらとか、周りがどうとか、失敗したらとか、そんなのは関係ない。決めたらそこへ向かって行動するのみ。パパには内緒でぼくに行く?行かない?と確認してきた。ぼくは不安99%、期待1%…でもその1%にかけて「行ってみようかな」と答えた。

 

ママは必要な情報を調べ、次々と計画を立てていく。宿や交通手段、豊富での生活、湯治経験者の声。仕事は1ヶ月休みをもらったらしい。そして残していくパパと妹のあれこれについて。全てまとめてパパへ報告した。パパはいつも通りうん、うん、とママの話しを聞いて「分かった、いいよ。ただ気をつけて行ってよ。」と。

 

ママは、良く言えば行動力のあるひと。悪く言えば周りを巻き込んで突っ走るひと。まぁ巻き込まれるのは慣れっこだ。ぼくを引き上げてくれるのがぼくのママ。ママは「アトピーじゃなかったら経験出来ないこと。普通の中学生が北海道に1ヶ月行くことなんてないでしょ。楽しもう」という。

 

北海道でどんなことが起こるのか。ぼくのアトピーは良くなるのか。不安はある。けど良くなることを期待する。

 

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