アトピーとぼくと家族

中学生になってアトピーになったぼくの記録

学校に行けないぼく。

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豊富温泉から帰って来て半月が過ぎた。ぼくの肌は少しずつ痒くなって、傷も増えてきた。顔洗うのはしみてなかなか勇気がいる。

 

豊富温泉に行く前の痒みが10とすると、豊富にいる間は3、帰って来てからは6くらい。

 

3学期が始まる日、学校へ行った。ただクラスのみんなには会っていない。担任の先生にだけ会った。前のぼくの顔と今の顔の変化を見られるのが嫌だし、いつあのひどい痒みが来るかわからない。夢中で掻く姿を見られたくなかった。

 

先生は良くなったね!と、凄く喜んでくれた。久しぶりに話す先生は何も変わらない。「クラスのみんな待ってるから、気持ちの整理がついたら学校においで」と言ってくれた。

 

ママと約束をした。学校に行けない日は、みんなと同じ時間勉強すること。体力つけるために体を動かすこと。スマホは勉強と運動が終わるまではママに預けることになった。

 

勉強は少しずつやっている。自分で計画して進めるのはなかなか難しいけど、数学の「証明」と理科の「電気」が面白い。運動は毎日近くの"トンネル"に行ってサッカーをやっている。家だと狭いし砂利が邪魔だから。トンネルは田んぼの真ん中にあって、軽トラが1時間に1回通るだけでほとんど誰も来ない場所。ぼくのお気に入りの場所だ。

 

前回の日記にコメントをもらってから落ち込んでたけど。またぼくの記録を復活させようと思う。

 

今日も一日が始まる。今日もぼくは生きる。

 

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